第8回　準会員支援講演会を終えて

準会員支援委員会委員　長谷川義明（34回生）

　平成27年10月4日（日）午後1時より愛知学院大学楠本キャンパス歯学・薬学図書館情報センター4階大教室にて、同窓会主催による準会員支援講演会が歯学部4年生とその保護者を対象として開催されました。例年を大きく上回る194名（準会員99名と保護者95名）もの方々にご参加いただき、大盛況のうちに終了いたしました。

　第8回となったこの講演会では、準会員支援委員会委員長の根来武史先生の開会の辞に始まり、内堀典保同窓会副会長、小出忠孝学院長、金森孝雄歯学部長のご挨拶と続き、4年生学年主任・教務主任の千田彰先生（保存修復学講座教授）より“歯学部教育の現状”と題しご講演を頂きました。さらに、平場勝成先生（生理学講座教授）による“共用試験（CBT）への心構え”と題してご講演を頂き、最後に有地榮一郎先生（歯科放射線学講座教授）による“共用試験（OSCE）への心構え”と題してご講演を頂きました。講演会終了後には楠本キャンパス図書館情報センター3階のセミナー室あるいは基礎棟2Fのセミナー室に場所を移し、金森孝雄先生、千田彰先生、前田初彦先生、平場勝成先生、有地榮一郎先生、中田和彦先生による個人面談がご希望された66組の方々を対象に行われました。各面接会場では、活発な意見交換などにより予定時間を超過する場面も多くみられました。その中には準会員が一人で参加するケースも認められ、その意識の高さに感心させられました。

　講演会終了後に回収致しましたアンケートの結果ですが、準会員および保護者ともに今回の講習会は有意義で今後もこのような講習会の開催は必要との意見を多数頂きました。その他、準会員からの要望で「春学期に講演会をしてほしかった。」との開催日程に関するご意見もございました。頂戴いたしました貴重なご意見は、次回の準会員支援講演会に生かして参りたいと存じます。

　本講演会は、歯学教育システムや歯科医師国家試験の現状を知る、また個人面談により落ち着いてお話できるまたとない機会です。次回の開催においても、より多くの準会員および保護者の方々にご参加頂けることを切に願います。そのためにも、準会員支援委員会の活動内容を少しでも多くの方に知って頂けるよう、今後とも大学教員として微力ながらご支援させていただく所存です。