第62回保健文化賞受賞

 この度、愛知学院大学歯学部同窓会の国際交流委員会下部団体「AGUDAA-V-フィリピン」が、平成10年から活動を始めたフィリピンでのボランティア活動の評価を受け、第62回保健文化賞をいただきました。
 保健文化賞は昭和24年に第一生命保険相互会社によって創設され、厚生労働省、朝日新聞厚生文化事業団等の後援による、保健衛生の分野で優れた業績を挙げた団体、個人を表彰するものです。今回は、10団体と個人5名が選考されました。

受章となった業績として、
「貧困のため医療に恵まれないフィリピンのマニラ近郊の住民に対し、現地の人と協力し、無償歯科治療及び口腔衛生指導を実施するとともに、小学校において教員への健康教育や児童への口腔健診及び保健指導を行うなど、ボランティア歯科医療活動に取り組んでいる。また現地の歯科医師を招聘するなど、人材育成にも取り組んでいる」というものです。

 この受章は、活動を始めた当初から今日までに参加してくださった同窓の皆様や衛生士の皆様、現地で使用する器材・薬剤等をサポートしてくださった方々の、継続的なご支援によるものです。関わっていただいた全ての皆様に心より感謝いたします。
 授賞式は10月26日にホテルオークラ東京にて行なわれ、厚生労働大臣をはじめ関係各位のご臨席のもとに贈呈式が執り行われます。また、翌日には、皇居において天皇皇后両陛下への拝謁が行われる予定です。

 今後も今回の受賞を励みに、地道にボランティア活動を続けて行きたいと思います。


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